2015/3/29 マタイ福音書27:11~46 十字架上の王



十字架上の王
 主イエスは旧約聖書で預言されたキリスト、すなわちダビデの子孫、神の子として到来しました。それは神の栄光に包まれた王、すべてを支配する王ということでした。しかし、実際の姿は「苦難のしもべ」「十字架にかけられた王」でした。それは人の罪のゆえです。

・十字架に追いやる人々
 ユダヤ人の祭司長と長老たちはねたみから主イエスを退け、総督ピラトに告訴しました。また「十字架につけろ」と激しい憎しみの思いを顕わにして、極刑を求めます。それは律法によれば神に呪われた者として死ぬということです。
 総督の兵士は、主イエスを案山子のように人格を無視して、からかい、乱暴しています。「着物を脱がせて、緋色の上着を着せた。いばらで冠を頭にかぶらせ」イエスにつばきをかけ、葦を取り上げてイエスの頭をたたいた。」

・十字架で捨てられ
 主イエスは一切の罪によって十字架に追いやられますが、神はその罪を彼に担わせ、地から捨て去ります。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ 」とは、神に捨てられ者の叫びです。
 「彼の打ち傷によって私たちはいやされた」とありますが、私たちの罪も彼が担い、彼が取り去ったのです。私たちが彼に報いる術は、ただ悔い改めて、贖いを心から受け入れることです。