2015/4/5 マタイ福音書28:1~20 ガリラヤに行って



・イエスの復活
 週の初めにマリヤたちが墓を見に行きました。彼女たちは主イエスの復活について聞いていましたが、しっかりとした信仰がなかったので、悲しみと絶望の中にありました。しかし、大きな地震が起って墓石が転がり、主の使いが降りてきました。また「ここにはおられませんよみがえられた」との言葉を聞いたときに、彼女たちの心は一転しました。

・ガリラヤに行って
 また主の使いは「ガリラヤに行って」会うようにと促します。ガリラヤはユダヤ地方から離れていて、祭司長らの脅威が少ないという理由と共に、イエスの復活を信じて行動するように命令したのです。女たちは早速、弟子たちに伝え、弟子たちは、イエスの指示したガリラヤの山に行ったときに、イエスに会い、礼拝します。イエスとの出会いの場は、復活の生命が満ちた世界でした。

・行って
 最後にも「行って」とあります。主イエスは信仰と共に、常に行動を求めます。信じて行うときに、そこに主イエスの臨在と復活の生命が現れるからです。
 私たちは、この世の厳しい現実の中で心を痛めたり、絶望感に浸っていることがあります。しかし主イエスと出会い、復活の生命に満たされるためには、とにかくキリストの約束を信じて「行く」ことが大切です。まずは礼拝に行くことです。そこで主イエスは、私たちと出会うよう待っておられるのです。