2013/8/25 ヨハネ3:16 神は世を愛された

・世の悲惨
  私たち人間は、罪と死の支配下におかれており、暗闇の世界に投げ出された存在です。心の中には不安と恐れがあり、実に悲惨な存在です。
  確かにそれぞれの民族には、守護神があり、その神の名を呼ぶのですが、その不安と恐れを解消することはできません。

 ・神
 そこで神は世にある人間を憐れみ、聖書を通してご自分を啓示しておられます。旧約では天地創造の神であって、人間も神から出た存在であることを示します。さらに旧約の民を選んで、彼らを通して、恵み深い(ヘセド)神であることを証ししてこられました。

 ・神は世を愛された
  しかし、最後の時に神のひとり子イエス・キリストを世に与えることによって、愛を示されます。「神のふところにおられるひとり子の神」を与えるほどの愛ですから、それは絶対的な愛です。
  この神の愛は、人間の良さに起因するのではなく、神の良さに基づいて与えられます。私たち人間の側に落ち度や罪の汚れがあったとしても、神は御子によって絶対的に愛し続けるのです。

 ・神の愛を受け入れること
  地上の場合でも天上の場合でも、真実な愛を示された時に、相応の応答が必要とされます。それはいつの場合にも、その愛を信じて受け入れることだけです。特に神の愛を信じ受け入れる時、そのプレゼントを通して永遠の生命と無限の恵みが顕わにされてくるのです。