2020/7/12 ルカ福音書5:27~32 悔い改めへの招き

・レビの召命
 主イエスは収税所にすわっているレビに目を留めて「わたしについてきなさい」と召命を与えます。レビは「何もかも捨てて」イエスに従いました。それはイエスの弟子としての召命でしたが、同時に生涯に渡って、古い人を脱ぎ新しい人を着るという、悔い改めの招きでした。

・レビの宴会で
 レビは家でイエスのために大ぶるまいをした時、仲間の取税人たちも招きました。それを見たパリサイ人らは主イエスが罪人たちと一緒に食事をするということで非難しました。それに対して主イエスは「医者を必要とするのは丈夫なものではなく、病人です…」と語り、ご自分と集団(教会)の関係について語ります。つまり主イエスとその集団の関係は、絶対的な癒し手と魂の病を自覚した者たちの関係と語ります。

・悔い改への招き
 「…私は正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるために来たのです」とあります。 
 「罪人」とは取税人たちのことですが、それだけではなく全て自らを「正しい人」とみなして高ぶり、他者を裁く人のことです。主イエスはすべての人をご自身のもとに導き、悔い改めへと導き後としておられます。そして最終的に「傲慢の罪」からも救済します。

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