2019・9・27 召天者記念礼拝 多くの証人に囲まれて へブル12:1


・多くの証人たち
 旧新約の信仰者たちは、みな私たちの信仰の証人たちです。信仰とは、天の故郷の存在を証しする証人と言うことです。また私たちの教会の召天者たちも、より身近に私たちにたいして天の故郷の存在を証しする証人たちです。

・雲のように
 「雲のように私たちを取り巻いて」とありますが、私たちの召天者も、いつの間にか多くなり、まさしく「雲のように」私たちを取り巻いている状態です。雲は、神の臨在を示しますが、召天者たちを覚えることは、神の臨在と約束の確かさを確認する機会となります。

・重荷と罪を捨てて
 私たちの召天者たちは、私たちが確実に、天に凱旋するための応援団のようであることを示します。そのために、私たちに必要なことは「いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨て」ということです。世の重荷と罪は、私たちの妨げとなるだけで、何の益もありません。

・忍耐を持って
 また「競走を忍耐をもって走り続けよう」とあります。私たちの信仰の歩みは、さながら運動競技のようです。 絶えず前向きになり、前進していくことだからです。それは一瞬のことではなく、生涯に渡って持続させることなので、「忍耐」が必要とされるのです。そして諦めないで「忍耐」し続けさえすれば、みな勝利者となるのです。