2019/3/3 使徒の働き22:1~21 天からの光


・パウロの証 
 暴動の中、千人隊長とローマ兵に救い出された使徒パウロは、ユダヤ人群衆の前で、証の機会が与えられます。そこで、まずパウロは、以前の自分について証しします。つまり彼はタルソ生まれでしたが、小さい時分からエルサレムで熱心なユダヤ教徒として教育されて育ったことを証しします。その熱心さは、キリスト者を迫害し、殺害にも加担した程でした。

・天からの光
 彼がダマスコに、キリスト者捕縛のために向かう途中「突然、天からまばゆい光が私の回りを照らした」という体験をします。また光の中から「サウロ、サウロ」と彼を呼ぶ声を聞き、それがナザレ人イエスの声だと知ります。それは外側から捕らえられたような体験でした。その体験が彼の人生を180度転換させます。

・新しい召命
 キリストとであった後、パウロは光の輝きのため目が見えなくなり、従者にひかれてダマスコに入りました。そこでアナニヤというキリスト者を通して、キリストからの召命の言葉を受けます。それは異邦人宣教で、その召命によって、彼自身も、彼の生涯も全く新しくされました。
 このパウロの改心体験と召命は、形は違いますが、私たちも全く同じです。私たちが救われたのも、次に私たちがキリストの証人となるためです。