2015/3/15 ゼカリヤ2:1~5 火の城壁



・ひとりともうひとり
 幻の中で、一人の御使いが現れ「エルサレムを測りに行」こうとしています。彼は預言の言葉を文字通りに解釈してエルサレムを建設しようとしていました。それまた当時の人々の先入観を現していました。
 しかし「もうひとりの御使い」が先の御使いの浅はかな計画を正して、神の真の計画を告げます。

・火の城壁
 「多くの人と家畜のため、城壁のない町 」とあります。新しい神の都は神によって祝福されて、多くの人が住み、生活することになるので、限界となる城壁はなくなるということです。
 「わたしが、それを取り巻く火の城壁となる」「わたしがその中の栄光となる」とあります。神が直々に神の都に臨在し、交わりと救いのために臨在を現し、すべての敵から完璧に守ってくださると言うことです。

・聖霊の教会
 このゼカリヤの預言は、新約聖書の時代に実現しました。使徒の働き二章に天から火のように聖霊が降臨して教会が誕生したことが記されております。聖霊はキリストの霊であり、また神ご自身です。その教会はゼカリヤの預言のように地域を越えて異邦人世界にまで拡大し、人数が増えていきました。また神の臨在と栄光が明々白々と現れたのです。
 私たちの教会も、その神の火と栄光、神ご自身が宿る神の都です。その約束を信じて、教会建設をしていくことが大切です。