2012/1/29 ローマ12:9~10 偽りのない愛で

・偽りのない愛で
 教会は、神が愛を注がれる場です。また神の愛を実践する場です。その時、上辺だけの偽りの愛ではなく、純粋な愛を実践すべきです。その愛は、信仰心から滲み出るものですから、信仰生活の中で、絶えずキリストに向かい、そこからくみ出すのです。

 ・具体的な愛・・
 「悪を憎み善に親しむ」とあります。聖書において、善悪は十戒に明記されています。それは隣人に対する愛の具体化です。「殺すな、姦淫するな、盗むな、偽るな、貪るな、父母を敬え」、さらに与えるという積極的な行いが加えられます。これは具体的な愛の姿です。悪を嫌って離れ、善に対しては糊のように付着して生活することです。

 ・兄弟愛を持って
  兄弟愛とは仲のいい家族の中で見られる兄弟同士の愛、親子愛の姿です。信仰者は神の家族ですから、良き父、良き長子キリストにならって互いに愛し合うと言うことです。兄弟愛によって、私たちが1つになるときに、キリストの臨在が顕わにされます。また世の人々も教会に純金のように希な愛があることを知ることになるのです。

 ・愛は教会の旗印
  ある聖歌に「御旗は愛なり」という歌詞があります。確かに教会の旗印は愛ですから、妥協することなく、純粋な愛を、教会生活の中で求め続けていきましょう。