2012/2/5 ローマ12:11~14 霊に燃え

・霊に燃え
  教会は地上に建てられたキリストの体です。この箇所でも、教会における生活スタイルを示しています。  「勤勉で怠らず、霊に燃え」とあります。キリストが頭なのですから、与えられた聖霊の賜物と力を用いて、私たちは精一杯に奉仕するのです。そのようにして聖霊の生命が顕わになり、私たちも周囲の人々も教会に宿る新しい生命を知ります。

 ・希望の光を灯す
  「望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい」とあります。私たちの国籍は地上ではなく神の国にあります。ですから、すべての試練に際して御国を待望し、忍耐して、希望の光を灯すのです。祈りは、私たちの心に希望を灯すよき機会となります。

 ・暖かい交わり
  「聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。」とあります。「協力し」とはコイノニアという文字でキリスト者同士の親密な交わりを意味します。互いの足りなさに対して、互いに助け合う中で暖かい交わりが生じます。冷たい世において人間の暖かさは人を生かします。また外国人に対するもてなしは大切なコイノニアの要素です。

 ・神の国の兆し
  世はドンドン冷え、暗くなっている時代です。教会の中で、共に霊を燃やし、希望の光を灯し、暖かさを作りましょう。そのようにして周囲の人々も神の国の到来を知らせることになるのです。