2011/09/04 ローマ8:28~30 神を愛する人々のため

・神を愛する人々
「神を愛する人々」とあります。 
 私たちは新しい御霊を受けています。その「アバ、父よ。」との祈りだけではなく、父である神を愛する愛を注いでくださいます。
 御霊が愛を養う方法は、常にキリストを通して明らかにされた神の愛を御言葉をとおして示すことです。 「神が先に私たちを愛し」て下さることによって、私たちの内にも愛が養われたのです。そこで私たちの側としても「神を愛する」という意志を明瞭に持つべきです。

・すべて益に
 私たちの内に相応しい心が確立するときに、神のご計画もクリアーに示されます。それは神が私たちのために「すべてのことを働かせて益として下さる」と言うことです。
 実際に私たちのこれまでを振り返ると、一切のことは私たちのために益になっているのです。そして、たとい今、私たちが試練の中にあるとしても、将来の「益」を確信すること、また先取りして「知っている」という信仰を持つのです。それは練達した信仰者の姿です。

・キリストと同じ姿に
 「益」とは、私たちの地上の人生においても与えられる恵みです。しかし最終的な「益」とは、御子キリストのかたちに似ること、その栄光の姿になることです。様々な試練は、私たちの生気と尊厳を失うのではなく、むしろ新しい生命を養い育てる契機となるのです。

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