2022/9/11 Ⅰコリント1:1~3  コリントにある神の教会

・使徒パウロ
「神のみこころによってキリスト・イエスの使徒として召された 」とパウロは手紙の前文で自己紹介をします。使徒とは、そのキリストによって公式に派遣された者たちのことで、パウロは最後に加えられた異邦人の使徒でした。キリスト教会の主はキリストご自身ですが、具体的にはこの使徒によって建て上げられるべき群れです。
 
・コリントにある神の教会
 コリント教会はパウロの第2次伝道旅行の際に建てられました。商業都市であり、かつ古代の伝統を持つ都市でしたから、その後、教会にも様々な背景を持つ人々が加わっており、また様々な問題を抱えていました。しかしパウロは教会の基本的姿として「神の教会」「キリストにあって聖なるものとされた」と語っています。さらに「聖徒として召され」とあります。ちょうど出エジプトの民のように神による贖いを受けた後に神の民、聖徒として、実際的に整えられて、約束の地に召されているのと同じです。そして新約こそ真の出エジプトで、世界のそれぞれの教会は、共に1つの集団として、終わりの日に向かうのです。

・恵みと平安
 恵みと平安は、ただ神の元にあるもので、それによって群れは危害から守られ、絶対的な祝福に預かります。ちょうど荒野の民とともにあった「火の柱、雲の柱」のようです。
 

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