2021/11/14 ルカ福音書14:15~24 神の国で食事する人

・神の国で食事する人
 主イエスは盛大な宴会にたとえて義とされて、神の国で食事する人とは、どのような人であるかについて語っています。
 「ある人が盛大な宴会を催し、大ぜいの人を招いていた」。しかし「宴会の時刻になったのでしもべ」を遣わしました。ここで「ある人」とは神のことで、神の国の救いと祝福の大宴会を開くことを意味しています。

・断る招待者たち
「ところが、みな同じように断わり始めた」とあります。皆が皆、それぞれの世的な理由で、宴会への招待を断ったというのです。それは旧約において神の救いに招待されていたユダヤ人たちが、主イエスを通して提供された福音を拒絶したことを暗示します。彼らは世を愛するあまりに躓いたのです。

・「無理にでも」…残りの席のため
 そこで主人は「大通りや路地に出て行って、貧しい人…」を連れてくるように命じています。彼らは世的な楽しみもないために、素直に招待に応じるのです。さらに残った席があったので「街道や垣根のところに出かけて行って…無理にでも人々を連れて来なさい」と命じています。
 用意されている「席」とは神のキリストの血によって買い取られた救いの席です。それは決してないがしろにしてはならず「無理にでも(どうしても)」満たされなければならないのです。私たちはすでに招かれているものです。この招待を無駄にしないように心して気をつけましょう。(ヘブル10:25)
 

0 件のコメント: