2021/3/14 ルカ10:17~20 天の国籍を喜ぶ

 ・七十人の帰還と喜び
 主イエスによって派遣されていた七十人の弟子たちは、喜んで帰還し「御名を使うと悪霊どもでさえ…服従」すると宣教成果を報告しています。イエスの御名は単なる記号ではなく、力と権威が伴う「名」であることを明らかにしています。

・サタンが天から落ち
 主イエスご自身も弟子たちの成果を裏付けて「サタンが、いなずまのように天から落ち」、「あなたがたに…敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた」と語っております。 福音宣教とともに神の国が地上に到来して、サタンの王国がどんどんと打ち破られていくことを示し、また保証しております。
・天の国籍を喜ぶ
 しかし主イエスは弟子たちに対して彼らの本分が地上の働きではなく、天にあることを覚えるように次のように警告も与えています。「ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」

・成果(doing)よりも存在(being)
 私たちの場合も、このことは同様です。私たちはキリスト者として地上で信仰生活をする時にも祝福と喜びがあります。しかし地上の喜びは過ぎ去っていくものであり、浮き沈みもあるものす。私たちの生命は天にあるので、その天の国籍を喜ぶことが、自分を保ち、常に変わらない平安と力を保つ秘訣です。

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