2018/9/9 使徒の働き16:1~15 マケドニヤの叫び


・第二次伝道旅行
 パウロはバルナバとはたもとを分かち、シラスと共に、先に開拓したガラテヤの諸教会を巡察するため、また会議決定事項を伝えるために、出かけます。途中、ルステラで若者テモテも同行します。さらにはルカ自身も同行することになったようです。新しい伝道旅行の仲間たちです。自然、宣教の新しい導きを求めました。

・マケドニヤの叫び
 彼らはガラテヤ州諸都市からさらに先の地方に宣教を試みています。しかし「アジアでみことばを語ることを聖霊によって禁じられ」、さらにビテニヤ地方に行こうとしたときに「イエスの御霊がそれをお許しにならなかった」とあります。
 しかしトロアスにいた時、パウロは「ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」と懇願する 夢を見ました。パウロはそれは神の導きと信じて、早速、マケドニヤに船で渡ることにしました。福音が始めてヨーロッパ大陸に伝わった瞬間です。

・ピリピで
 彼らがはじめに宣教始めたのはピリピでした。そこはローマ植民都市で特権を持つ町でした。ユダヤ人は少なく、ただ城外に祈り場があるだけでした。そこでパウロは福音を語り始めたのですが、主の霊はルデヤという異邦人女性の心を開いて福音を聞いて、信じるように導かれました。主の御霊が使徒たちを導き、同じ主の御霊が魂を捕らえてくださったのです。