2014/2/9 イザヤ60:1~7 光を放て



・起きよ
 旧約の長い時代、神の民は罪故に砕かれ倒れたような状態でした。しかしキリスト到来によって、内外の環境が180度転換します。内においては罪が完全に聖められ、外においては恵みと平和の環境が整えられることになるのです。ただ必要なことは、神の民が神の促しに応答して「起きる」ことです。

・光を放て
 光は明かりであり、エネルギーであり、生命だからです。それは目に見える世界においてだけ必要なのではなく、霊の世界でも必要欠くべからざるものです。
 旧約時代、神の民には真の光は与えられていませんでした。しかし、キリスト到来によって、神とキリストの御霊が、その光となっています。またその光を受けた神の民は、キリスト教会として成人するのです。新しい神の民は、霊の目を見開いて、「光を放つ」賜物と使命を受けています。

・闇の中で光る
 「やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている」とあるように、世は罪と死の支配に置かれ、心のなかは闇に覆われています。また道にさまよい、生命を枯渇させ、絶望の中に置かれています。
 先に光を受けた私たちは、この世界で「起きて、光を放つ」賜物と使命を委ねられています。恵みと救いのみ言葉に応答して、目覚め、感謝し、賛美し、礼拝し、証しすることが、「世の光」となるのです。