2012/9/9 イザヤ9章 平和の王キリスト

・大きな光
イザヤの時代に、アッシリアが北イスラエルに侵略して3分の2の地域を占領しました。それは旧約の民にとっては、苦しみであり、闇の体験でした。  しかし神は闇の中でこそ光を示されます。イザヤが啓示されたものはこの世のどのような闇にも打ち勝つ「大きな光」でした。
・一人の嬰児  「ひとりのみどりご」とは小さく、へりくだり、柔和な存在を表しています。しかし、彼の上に神の十全の恵みと力が注がれ、その一切は「私たちのため」に用いられます。
  また彼はアブラハムの子孫、ダビデの子孫として預言されてきたキリストです。彼は新しい人間の代表として立てられています。 
・平和の王キリスト  「みどりご」には、二面性があります。見た目は小さいのですが、実は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」 とされています。彼は人々に知恵を与え、どのような悪と危険からも救い、どのような時にも受け入れ、完全な平和と幸いを与えます。






 ・信仰の目で見る  私たちにとってもキリストは、しばしば小さく、弱く、存在が薄いように思われます。しかし信仰の目で彼を見るとき、彼は私たちをも新しい人に創り変え、日々「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」として伴ってくださるのです。