2011/4/17 マルコ15:22~41 十字架のイエス

・十字架のイエス・・初めの3時間
 主イエスはゴルゴダの丘で午前9時に十字架につけられました。その際に、主イエスは「没薬を混ぜた暴動」を飲むことなく、苦しみの限りを経験されます。また人々の罵りにさらされ、精神的にも辛さの中におかれていました。「ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことを」(Ⅰペテロ2:22)しませんでした。

・十字架のイエス・・暗闇の3時間
正午から午後3時まで「全地が暗く」なりました。神が御子を怒り呪ったことが、自然現象として現れたのです。それは絶望の極致でした。
 「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」という叫びは、ご自分の絶望感からの叫びと共に、詩篇22:1の預言の成就です。主イエスは十字架で私たち罪人の身代わりとなられたのです。

・「まことに神の子」
 「正面に立っていた百人隊長」は「この方はまことに神の子であった」と告白します。の主イエスが十字架の上で、一切の苦しみを拒むことなく、そのまま受容された姿に、不思議な感銘、神々しさを覚えたのです。
 私たちもまた、百人隊長のように「正面に立って」十字架の主イエスを見上げるときに、感銘と覚え、同じ告白をせずにはいられません。また、その一切が、私たちの罪の身代わりとしてと思うときに深い感謝を持ち、礼拝するのみです。

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