2023/1/22 Ⅰコリント4:1~5 人間の日と主の日

 ・キリストのしもべ
 使徒パウロは、教会における働き人としての自分たちの立場について「キリスト・イエスのしもべ、また神の奥義の管理者」と語ります。ただキリストを主人として従い、その主権のもとで、働く者ということです。 そこで大切な点は、不特定の誰かではなく、主人であるキリストに対して忠実であるかが大切であるとしています。

・人間の判定(日)は小さなこと
 教会の働き人は、教会の人々による様々な判定をうけます。「人間による判定(日)」です。私たちは、毎日、人間の目と言葉によって何らかの審判を受けながら働き、生活するのです。
 あるいは自分で自分を評価して裁く場合もありますが、しかしそれは「非常に小さなことです」とあります。パウロが、様々な人間の判定や評価によって煩わされないのは、絶対的な軸をもっていたからです。

・「主の日」に委ねる
「主は、やみの中に隠れた事も明るみに出し、心の中のはかりごとも明らかに」と「主の日」の審判について記しています。「主の日」のみが、パウロの判定の絶対的な軸でした。そして「未来の審判」に備えて、「今の日」の働きと生活を営んでいました。
 この使徒の信仰姿勢は、すべてのキリスト者にとっても、まったく同じであるべきです。
 

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