2021/5/2 ルカ福音書11:5~13 求める者は 受ける

 ・真夜中の嘆願者
 主イエスは祈り続ける必要について教えるために真夜中の嘆願者のたとえ話をします。どうしてもすぐにパンが必要であったために、真夜中にある人が友人の家に嘆願に行ったのです。友人も子どもたちも寝ていたので、はじめは断っていても「あくまで頼み続けるなら…必要な物を与える」と。

・求める者は受ける
 以上のことを祈りの極意として、主イエスは続けて語ります。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」誰であっても「求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれ」るのです。神に祈るものはひたすら求めることが求められており、そのうめくような祈りのなかで「受け…見つけだす」のです。

・聖霊を求める
 最後に主イエスは聖霊を求めることの大切さを示します。聖霊は、神の子たちの生命であり、力です。地上では世の権威権力の脅威があり、絶えず悪と汚れた霊が教会に忍び込もうとしています。 神の子たちと教会は、絶えず聖霊を求め、聖霊に満たされて、初めて世の光として輝きを保ち、地の塩として機能することができるのです。

0 件のコメント: