2020/6/7 ルカ福音書4:31~44 カペナウムでの宣教

・カペナウムでの説教
 カペナウムでの宣教において、主イエスの言葉の権威は遺憾なく現されました。会堂で汚れた悪霊に憑かれた人がいましたが、主イエスが「この人から出て行け」と命令すると、即座に悪霊は出ていきました。しかし「その人は別に何の害も受け」ませんでした。イエスとその言葉によって、神の国到来が明らかにされたのです。

・ペテロの姑の癒やし
 また会堂を出て、ペテロの家にはいった時、姑がひどい熱で苦しんでいました。この場合も、主イエスが「枕もとに来て、熱を叱りつけられると、熱はひき」ました。姑は、その応答として自発的につかえました。ここでも世の苦しみの只中に神の国が到来したことが明らかにされています。その他にも主イエスは病人ら「ひとりひとりに手を置いて、いやされた」とあります。
 

・福音宣教と神の国
 主イエスはその地方に引き止めておこうとした人々に対して次のように語っています。「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。」
 主イエスはやがて天にあげられますが、福音宣教は今も、同じように継続しています。そして福音とともに主イエスも臨在し、人々のもとに神の国とその祝福をもたらします。

 

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