2012/7/1 ローマ16:17~27 サタンを踏み砕く

・学んだ教え
  最後に、使徒は「学んだ教え」から離れないように、強く勧告します。それはイエス・キリストの福音です。神が預言者たちに啓示し、イエスご自身も宣教した「教え」です。そこに一切の救いの宝と生命が隠されているのです。

 ・異端と分裂を避ける
  教会には、色々な悪が忍びこんできます。特に、「教えにそむいて、分裂とつまづきを引き起こす人たち」を警戒する必要があります。
  「教え」は教会にとって、遺伝子のようなものです。それが健全であれば、健全なキリストの体としての教会が、建て上げられます。しかし、それが傷ついたり、曲げられたりした時に、教会も傷つき、さらに分裂と躓きまで起こってくるのです。

 ・サタンを踏み砕く
  色々な背きを起こす人々の背後にあるのはサタンです。サタンとは敵対者という意味であり、神の業に敵対し、人間の心に背きの思いを吹き込みます。その結果、世の中に色々な汚れ、腐敗、争い、戦争まで起こってきます。
  しかし、私たちが「福音の教え」を忠実に学び、それに従って生きるときに、「サタンを踏み砕く」ことになります。そして「平和の神」の臨在が際立って現れるのです。