2012/07/15 イザヤ2:1~5 「終わりの日」に

・「終わりの日」に
  イザヤも他の預言者たちも、共通に預言するのは「終わりの日」についてです。神は歴史の主であり、一切を支配します。主なる神の支配は、「今の時」には隠されていますが、「終わりの日」には、明々白々と顕にされます。

 ・主の家の山
  「主の家の山」とは、神殿があったエルサレムのことです。「今の時」は、周辺の強国に絶えず侵略され、その神も宗教も軽んじられていました。しかし「終わりの日」には、どの山よりも高く「そびえ立つ」と預言されます。それは世界のどの宗教よりも、どの神々よりも、格段に優れた宗教と神として、本来の姿を現すということです。

 ・主のことばが出て
  「終わりの日」に、主なる神の救いは、世界中の民族に対して、開かれます。そこで万民はそこに向かい、救いの道、救いの言葉を切望するのです。
  その道、また言葉とは主イエス、キリストの救いの言葉、福音です。彼は預言に基づいて到来した救い主であり、彼の言葉はことごとく純粋で、真実です。すべて求める者に与えられます。

 ・主の光に歩もう  現在に至るまで、多くの民族がキリストの福音を求めて、その救いにあずかっています。キリストご自身が光であり、永遠の命です。そして救われる者たちは光のなかに入れられます。
  私たちの民族は、遅れて「主の家の山」に向かっていますが、自分自身で意思し、また互いに「主の光に歩もう」と励まし合いましょう