2011/6/5 ローマ6:5~11 十字架/復活につながる

・十字架/復活につながる
 6章では、聖化についてしるされています。その秘訣は、キリストに継ぎ合わされていることです。具体的には「キリストの死/復活と同じようになること」ことです。私たちは、あらゆる手段を通して、このことを実現するのです。聖霊もまた、私たちを日々導き、私たちのうちにキリストの御業を刻むのです。

・「知る」「信じる」「思う」こと
 キリストの死/復活を私たちのうちに刻むに際して、「知る」、「信じる」「思う(納得する)」という、精神と心の作用が必要とされます。 聖霊はキリストと御業を伝えるということが、恍惚の中で働くのではなく、この理性と意志にも十二分に作用して私たちのうちに働くのです。私たちはこのために、心を尽くし、思いを尽くし、精神を尽くし、知性を尽くすのです。

・ 新しい人格形成
「神の御業は、我々の内に第1日の内に完成するものではない。むしろ徐々に増進する。そして日に日に段階をおって成長し、ついに終局にいたる。」
ちょうど、画家や彫刻家のように私たちは御言葉と聖霊により、あらゆる局面を用いて、知り、信じ、思いつつ、キリストに結びつきます。そして自分のうちにキリストを形成するのです。それは、キリストに似た新しい人格であり、まさに神の作品です。

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