2010/12/26 詩篇124篇 神は私たちの味方

・一年を振り返る
 2010年ももうすぐ過ぎ去ります。世の中でもすでに色々な形で一年を回顧しています。「暑」という一文字で括る人、衆目を集めた出来事を10大事件として掲げるなど様々です。
 しかし私たちには信仰の視点で一年を回顧することも大切なことです。

・「もしも」的回顧
 詩篇124篇では「もしも」的回顧法を用いて、「私たちのために」主が如何によくしてくださったかを覚えています。「もしも主が私たちの味方でなかったなら」、「あの時この時はどうなっていただろうか。」という風にです。
 私たちも、自分の一年についてこの回顧法を適用したとき、どのようなイメージが浮かび上がるでしょうか。主が私たちの味方ででなかったなら、私たちは試練と悪と罪によって滅んでいたでしょう。

・神は私たちの味方
 しかし、詩人は神が私たちの味方であったから「私たちは・・・鳥のように助け出された」と証しします。
 鳥が弱い存在であるように、神の民もそのままでは弱い存在です。周囲には色々な危険と試練と誘惑があります。しかし神が私たちの味方であるから、私たちはどのような危険の中でも守られ、助け出されたのです。
 神が私たちの味方であったという事実を覚えて、古き一年に感謝し新しい年の希望としましょう。

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