2017/9/17 敬老の招待礼拝 イザヤ46:3~4 白髪になっても

・「わたし」…神
 人間には生まれてから死ぬまで、私たちの近くにいる存在があります。父母、兄弟、友人、伴侶、子どもなどです。私たちは、その人々に支えられて成長し、生活してきました。しかし神ご自身が「あなた」に対して語りかけ、「わたしに聞け」と語り、主なる神ご自身が、あなたのもっとも近くにいる存在者であることを示しています。

・「あなた」を担う神
 神は「・・・胎内にいる時からになわれており、生まれる前から運ばれた者よ」と語りかけています。母よりも前から、誰よりも近くにあって、「あなた」を担う方、運ぶ方としてご自分を啓示します。目には見えませんが、人生のすべての局面において神こそが愛と恵みの計画を実現するために、あなたを担ってくださっていたということです。

・「あなたが白髪になっても」
あなたがたが年をとっても、あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う」とあります。
 年をとり、白髪になると、健康に不安を持ち、将来を憂うのですが、それを払拭するように神は「あなた」に対しても語りかけておられます。というのは、神は「あなた」を担う者、愛する者として、選び定めておられるからです。そこで「あなた」の側では、ただ心から信頼して、委ねきることだけが求められているということです。