2010/2/7 マルコ10:23~31 ラクダと針の穴

・裕福な者には「何と難しいことか」
 主イエスの時代の人々は、裕福な者こそが神の国に近いと考えていました。裕福なのは神の祝福のしるしであり、神殿ですぐれた犠牲を捧げることも寄進もでき、富が現世と来世の幸いの保証になると考えていたのです。
 しかし主イエスは「裕福な者が神の国にはいることは、何とむずかしいことでしょう」と再三に渡って語られます。

・ラクダと針の穴
 「金持ちが神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」
 ラクダはユダヤで見られる最大の動物です。体高が2メートル以上あり巨大です。「針の穴」は裁縫で使う針の穴で今も昔も、身近にある最も小さい穴です。ラクダが針の穴を通ることができないことは、一目瞭然です。
 主イエスはこのたとえを通して「裕福な者が神の国にはいることができないことをユーモアを交えて、弟子たちに示しています。たとえによって、自分たちの考えの愚かさがクッキリと映し出されるのです。
 そして地上の富によって神の国には入れず、本当の幸福も勝ち取ることができないと分かるに従って、神の国の真理が、いよいよ明瞭にされます。

・神にはできる
 「人にはできないことですが・・・神にはできるのです。」
 神のみが、愚かな人間を神の国に入れる奇跡をなすお方です。神はひとり子イエス・キリストを遣わして、彼によって入国する道を備えられました。私たちはただ、一切の富も誇りも捨てて、彼を信じる信仰によって入らせていただくのです。

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