2014/11/23 創世記2:18~25 結婚と愛



・人と助け手
 神は「人は一人でいるのは良くない」と考え、助け手を探しました。しかし動物たちの中からそれは見つかりませんでした。そこで神はアダムを眠らせ「あばら骨の一つを取り女に造り上げ」ました。そしてその女を助け手にしました。

・イッシュとイッシャー
 ヘブル語では男をイッシュ、女をイッシャーと言います。この文字の違いはイッシャーの文字の中に一つの点があるだけです。これがすなわちイッシュ(男)のあばら骨であるという洒落言葉になっています。同じ人間であるが、互いに違う存在、それが男と女と言うことです。相似点で深い接点を持ち、相違点で互いに助け合う存在と言うことです。

・結婚と愛
男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体 となる」とあります。「一体」とは全人的に一体となると言うことで、肉体と社会生活、また人格的に愛の関係を持つということです。
 神は人をご自分のかたちに似せて創造しましたが、それは互いに愛し合うことができる存在として創造したと言うことです。その姿は何よりも夫と妻の関係において実現します。そこにまた「良さ」と幸いがあります。
 現代は、自己愛から結婚関係が崩壊する時代となっていますが、神の結婚の定めを覚えて、互いの愛を築き上げていきましょう。