2011/3/6 マルコ14:12~26 最後の晩餐

・最後の晩餐
 主イエスは十字架前夜、弟子たちと共に過越の食事をしました。主イエスの預言の通り、とある家の2階では、食事の用意ができていました。イエスが彼らをその場に招いたという事です。
 私たちもまた導きによって一つ教会に集められていますが、一人一人がキリストによって愛され、覚えられて招かれているのです。

・心をきよめる事
 食事の前に、主イエスは弟子たちを試みながら、イスカリオテのユダが裏切りを暗示します。間もなく彼はそこから離れます。
 私たちは聖餐に際し、自分の信仰を確かめる必要があります。裏切りでもなく、中途半端な心でもなく、悔い改めと信仰と献身の思いを持って聖餐にあずかることが大切です。

・1つの体から裂かれたパン
 「パンを取り・・・「これはわたしのからだです」」と。聖餐式のパンはキリストの体を象徴します。やがてキリストが十字架上で肉体を裂かれるように、それは裂かれ、提供されることを示しています。ただその時代の弟子たちだけではなく、すべての時代のすべての人に提供されています。私たちが御言葉を信じて食するときに、それは私たちの内でキリストの生命となります。

・1つの血であるブドウの杯
 「これはわたしの契約の血」。ブドウの杯はキリストの血を象徴します。昔から契約の際には血がながされました。それにより古い罪過がきよめられ、新しい契約の締結となるのです。私たちは約束の言葉を信じて飲むときに、新しい契約により神の子とされるのです。

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