・人の子の日
主イエスは「人の子の日」がどのようにして到来するかについて、弟子たちに語っています。「人の子の日」とはキリスト再臨の時という意味です。
再臨までにいろいろな偽キリストが出現しますが、それに惑わされないよう注意します。さらに「人の子」は「いなずまが、ひらめいて、天の端から天の端へと輝くように」到来すると預言しています。
・ノアの日、ロトの日
その時は「ノアの日に」あるいは「ロトの時代に」に起こったことと同様です。「人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て」とあり、「…売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが…火と硫黄が天から降って」すべての人を滅ぼしたのです。
・ 人の子の日に
そこで主イエスは「ロトの妻を思い出しなさい」と心の備えを促します。ロトの妻は御使いの忠告にもかかわらず「うしろを振り返った」ために裁かれて塩の柱になりました。そのように「自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保つ」のです。
私たちの時代も「食べたり、飲んだり…売ったり、買ったり、植えたり、建てたり」している時代です。しかし、私たちは日常の営みの中でも、聖書の歴史を貫かれてきた真理を覚え、未来に対しての正しい展望を持つべきです。つまり世の者は滅び、ただキリストにある者だけが生命を得て残されるということです。
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