2021/1/3 詩篇104篇 主をたたえよ

 ・「主をほめたたえよ」
「主をほめたたえよ」とありますが、私たち人間は全身全霊をもって主なる神をほめたたえるよう招かれています。実際に、主はほめたたえられるにふさわしい偉大さと「尊厳と威光」をもって天において一切を支配しておられ、天に心の目が啓かれた者たちは誰でも、主をほめたたえざるをえません。

・盤石な恵みの支配
「地をその基の上に据え」とありますが、これは天地創造の有様を描いています。神は「深い水」とカオスを支配し、盤石な地を創造されました。さらに神は、地を水で潤し、生きとし生けるものを恵みで支配しておられる様が描かれています。その美しい世界に人間もまた、生かされています。

・新年に「主をほめたたえよ」
 最後に神は、死と再生を支配し、正義と悪の審判者であるという信仰告白をしています。神の支配から免れる者はないのです。そこで私たちがなすことは、神の御心にかなう者となり、神の恵みの支配の中にやすらい、心から神に歌うことです。

 すでに新しい年となりましたが、世はコロナ禍で世界に対して不安と怖れを抱く時代となっています。この時代の中で、私たち神の民は、主イエスによってすでに御心にかなうものとされて、この地上に生かされていることを覚えて、ただただ神に感謝し、ただ神を賛美することです。

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