・神の国の召命と派遣
主イエスは12弟子を呼び集めて「力と権威とをお授けに」なりました。また「神の国を宣べ伝え、病気を直すために、彼らを遣わされた」とあります。神の国とは神の支配ということでみ言葉と御霊によって実現します。その際に神の国到来の具体的なしるしとして癒やしと悪霊追放がともなうのです。これは主イエスによる召命と派遣であり、弟子たちも応答したのです。
・神のみに頼る
「旅のために何も持って行かないように」とあります。神の国の働き人を神が養ってくださるからで、後の一切は神に信頼するようにということです。そして彼らを受け入れる家あるいは町では、宣教を続けて祝福を与え、「受け入れない」町を出ていくときには、「足のちりを払い落として」、神の支配を拒絶したことを証言するようにと命令を受けます。
・宣教の拡大
弟子たちの派遣によって、神の国の福音は拡大します。そして10章では、さらに多くの弟子たちを派遣して、さらなる拡大が起こり、使徒の働きでは、さらに全世界に広がっていく様子が記されています。
そして、主イエスは21世紀の現代においても、さらに神の国を世に拡大浸透させるために私たちに対して、同じようにして「召命と派遣」を与えておられます。
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