・父のように憐れみ深く
主イエスは説教の最後に「あなたがたの天の父があわれみ深いように…」と語り、キリスト者は神の子たちで、神は彼らの父であることを明示します。そして父のご性質にならって「あなたがたも、あわれみ深くしなさい」と語ります。「あわれみ深い」とは、内臓が激しく痛むほどの感情の動きですが、神はそのような深い同情心で人々をあわれむ性質を表します。そして神のあわれみについては旧約聖書でも、色々な箇所で啓示しています。
・裁いてはいけない、赦しなさい
主イエスは「あわれみ深さ」の具体的な形として「さばいてはなりません」「人を罪に定めてはいけません」「赦しなさい」「与えなさい」と語ります。その結果、神のあわれみの中にとどまり「自分も裁かれない」「罪に定められない」「赦され」「与えられる」のです。人々も、同じ対応をすることになります。
・父の神のあわれみを知る
それでは、私たちはどのようにして父なる神のあわれみ深さを身につけ、実践できるようになるのでしょうか。まずは、聖書の啓示を通して、繰り返し、神のその姿を教えられることです。旧約の預言者モーセやヨナなどがそうです。そして私たちの場合は、何よりも主イエス・キリストの十字架を通して、「私」に示された神の憐れみぶかさ、いかに「裁かず」「罪に定めず」「赦し」「与えた」 かを知ることです。
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