2014/10/19 ヨハネ福音書10:22~30 不滅の民



・時は冬
 「冬」という言葉は、主イエスと弟子たちがおかれていた状況を暗示します。初めは多くの者たちが信じましたが、同時に反対者の迫害が激しくなっていたのです。「それでユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで」とありますが、敵対者たちは、主イエスに隙があればいつでも捕縛しようとしていました。

・不信者の中で
 このことは私たちの場合も同様です。世の中には、主イエスの言葉に決して聞き従うことがなく、かえって強い反発や憎しみを抱く人々も大勢いるのです。その人々は、イエスの民にも敵対感を抱き、彼らを迫害します。「あなたがたは世にあっては患難があります」とのみ言葉の通りです。

・不滅の民
 しかしながら、主イエスの民は決して滅びないとの約束が与えられています。また「だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません」とあります。これは父についても同じです。「わたしの父の御手から彼らを奪い去ることはできません」と二重の守りの中におかれていることが証しされています。
 わたし自身も、この言葉を信じて信仰生活を送ってきましたが、アーメンと証することができます。これからも、「滅びない」「奪い去ることがない」との約束を信じて生きようと決意しています。