・宮きよめ
主イエスは宮の中に「牛や羊や鳩を売る者たちと両替人」がいるのを見て「細なわでむちを作って」宮から追い出しました。そこは異邦人の庭で祈りの場であり、それが妨げられていたと言うことと、さらにはマラキ3:1の預言の成就としてキリスト到来のしるしでした。
・「父の家」のための熱心
「わたしの父の家」とは礼拝の場です。そこで神はご自分を現し、民と交わるのです。神は礼拝を切望していますし、御子キリストもまた、「商売の家としてはならない」ことを熱心に示し、保とうとされたのです。しかし、ユダヤ人は主イエスの変革を拒み、憎み、やがて十字架刑にして捨て去ります。
・新しい神殿
「わたしは、三日でそれを建てよう。」
それ故、主イエスは古い神殿を廃棄し、十字架の死の三日後、復活によって新しい神殿を創設されました。それはまた、キリスト信仰者からなる教会のことです。そこで父の神は教会に臨在し、信者と交わり、ご自分の栄光を現します。
・教会と礼拝
私たちの国で、多くの宗教は実質において商売の家です。また礼拝対象は死霊です。そこには聖さも、生命も存在しません。そうした社会において、私たちがキリストの熱き霊を持って、神に礼拝を捧げることは、正しく神の光を現すことです。