2011/11/13 マルコ6:45~52 湖で

イエスさまは弟子たちを舟に
乗り込ませて、先に向こう岸に行かせようとされました。ご自分は「山のほうに、祈るために向かっていきました。」
ところが、弟子たちの舟は真夜中になっても、やっと湖の真ん中でした。しかも向かい風がだんだん強くなってきていたのです。

 その時、だれかが舟の方に近づいてくるような気配がしました。それは風や波とは違って、何か動くものの気配で、どんどん、舟に近づいてきます。
 弟子たちは、幽霊だと思い、慌てふためき叫び声を上げました。


 それはイエスさまでした。歩いて湖をわたってこられたのです。イエスさまは「しっかりしなさい、私だ、恐れることはない」とおっしゃいました。その言葉で、弟子たちの心に平安がもどりました。それからイエスさまが舟にのりこむと、風がやみました。
 
 私たちは、ちょっとした事でも恐れてしまう弱虫です。本当は強い人はだれもいないのです。神の子イエスさまの「恐れることはない」という言葉で、人の心は湖のように、落ち着きをとりもどすのです。

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