放蕩息子は父の家から出て行き、父からもらった財産を湯水のように使い果たしました。挙げ句の果ては豚飼いとなり豚の餌を食べたいと思うまで落ちぶれていきました。しかし彼はどん底で悔い改めて父の元に帰還します。
父は真の姿は愛でした。彼が帰ってくるのを遠くで見つけると走り寄って彼を抱き、息子として最高のもてなしで帰還を祝ってくれました。父は息子のすべてを赦し、息子としての立場を復帰させたのです。
兄息子は父と同じ心で喜ぶことはありませんでした。彼は父に不公平であるといってつぶやいています。彼はユダヤ人達の姿でもありますが、同時に先に救われた者たちの反面教師です。私たちは先に救われて信仰者としての多くの労苦をしています。それはそれですばらしいことです。しかし父と同じ心で後から来る者、弱い者を赦して祝福して上げないなら、父なる神から遠く離れた者になってしまいます。
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