・不品行の問題
パウロはコリント教会にあった不品行を取り上げています。それは異邦人にも見られないほどの悪でした。しかし、教会の指導者たちは、その不品行に対して何の対処もしていませんでした。 そこでパウロは「霊において…サタンに引き渡した」と語っています。断固として、不品行は裁かれるべきであることを示しています。
・古いパン種を取り除く
「あなたがたの高慢は、よくない」「ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませる」とあります。高慢があらゆる悪の原因であり、しかも指導者たちの高慢から、教会の中に、ありとあらゆる悪と腐敗が広がっていることを非難しています。
「新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい」とあります。キリストの贖いによって聖められている教会において大切なことは、外側の悪と共に、内面の心に忍び込む高慢を取り除く必要を訴えています。
・純粋で真実な祭り
「純粋で真実なパンで、祭りを…」と、ここでも心の中のこと、その純粋さと真実が求められています。キリストの群れ、教会では、心の内側の良さを基本となるのです。また「祭り」とは、積極的な参加が求められる場で、教会の礼拝と交わりのことです。私たちも、この祭りに導かれているので、心からのコミットメントをしていきましょう。
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