・ヤイロの娘の病
会堂管理者ヤイロは主イエスのもとに来て、自分のひとり娘の癒やしを求めました。彼にとって、その娘は何よりも大切な宝でした。「12才ぐらい」とありますが、その「12」とは、ヤイロの愛の幸せの完全数と考えることができます。しかし「死にかけて」とあるように、娘の死はヤイロの一切の終局を意味しました。
・恐れないで、ただ信じる
主イエスがヤイロの家に行く途中「あなたのお嬢さんはなくなりました」という訃報が届きました。この時、ヤイロは絶望の淵に落とされる思いでしたが、主イエスの言葉によって、支えられました。「恐れないで、ただ信じなさい」です。主イエスの言葉は神の言葉なので、死の現実と恐怖に打ち勝ちます。ヤイロに要請されているのは、ただ信仰だけです。
・ヤイロの娘の復活
主イエスはヤイロの家に入ったときに父母と3人の弟子たちだけを連れて、娘の寝かされている部屋に入り「娘の手をとって」「子どもよ。起きなさい」叫んだ時「娘の霊が戻って、娘は直ちに起き上がった」とあります。これによってヤイロの幸福も再び、舞い戻ったのですが、その幸せは、先のものより幾倍も強い土台に築かれることになりました。
私たちの家庭の幸いも、主イエスの言葉と復活信仰によって盤石となるのです。
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