・地上の家族
主イエスに会おうと、母マリヤとユダ、ヤコブなどの兄弟たちがやって来て、面会を求めたことがありました。普通の、家族であることは、どのような人間関係よりも優先され、その面会は即座に受け付けられます。というのは、ユダヤ社会では特に家族関係は重視されていたからです。
・神のことばと霊の家族
この時、主イエスは群衆に向かって「私の母、私の兄弟とは神のことばを聞いて行う人たち」と語られました。 主イエスが言う「私の母、私の兄弟」とは、地上の血縁によるのではなく、神のことばによる新しい家族、霊の家族ということです。その関係は「神のことばを聞いて行う」こととしています。つまり地上の何よりも優先して、神のことばを聞き、献身してそれに従うということです。
・霊の家族としての教会
私たちは教会において「神のことばを聞いて行」っています。具体的には礼拝で説教と聖餐式、更に交わりがそれです。イエスの家族とされることは、神の子とされて愛され天の相続と祝福に預かることです。
世においては、地上の家族のしがらみ、社会的ないろいろな人間関係があります。しかしイエスの家族としての立場を第1のこととして尊び、その祝福を確実にするべきです。
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