・迫害者サウロ
まさしくサウロは迫害者でした。「脅かしと殺害の意に燃えて」キリスト者たちを捕らえ、遠くダマスコの町のキリスト者たちを捕らえるために、大祭司の許可証をもって向かいました。
・天からの光と改心
「ところが…突然、天からの光が彼を巡り照らし」とあります。天の栄光とともに、主イエスが、直接にサウロに臨んだのです。一方的なあわれみによる顕現でした。
「…なぜわたしを迫害するのか」。キリスト者を迫害することが、即、イエスを迫害することとしています。神のためにと思ってなした迫害は、神と主イエスに対する反逆でした。 サウロは、自分の罪に気がつき、改心せざるを得ませんでした。
・悔い改め
天の光により、サウロは地に倒れ、さらに盲目になりました。彼が使徒として立ち上がるためには、なお神様のお取り扱いが必要だったのです。盲目の中で、深い悔い改めの時が過ぎ、やがて力づけられて神の器として活躍することになるのです。