2017/12/10 イザヤ9:1~7 私たちの光



・苦しみと闇の中で
 イザヤはキリスト誕生について預言をしています。それは「苦しみ」と「闇」のあったところ」とあります。それはまた「異邦人のガリラヤ」とあります。この預言の通りに、イザヤの時代から700年後に、イエス・キリストの誕生によって成就することになります。

・大きな光
やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た」とあります。その光を見た者たちは、「刈り入れ時に喜ぶように 」「分捕り物を分けるときに楽しむ」 とあり、最大限のを味わうことが示されています。
 心の中に照らされる救いの光が、外にも現れ出て「喜び」「楽しみ」となるのです。
・ひとりのみどりご
ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる」とあります。「みどりご」とは幼子のことですが、その幼子は不思議にも幼子でありながら「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれることになります。救い主であり、神であり、王ということです。

・最後に
 マタイ福音書2章とルカ2章には、この「光」にであった人々のことが記されています。東方からやってきた博士たちは幼子の中に大きな光を見いだして「ひれ伏して礼拝」しています。羊飼いたちは「神を崇め、賛美」しています。彼らはわずかな人数でしたが、私たちはそこに聖い光を覚えることができます。