2017/9/3 エレミヤ10:1~16,16:19~20 主に並ぶ者はない



「異邦人の道を見習うな」
 エレミヤは断固として「異邦人の道を見習うな 」と語ります。それは偶像崇拝のことで、それ自体がむなしく、実態のないものだからです。実際にそれらは「かかしのようで、ものも言えず、歩けない」のです。私たちの社会に存在する神仏の像もみな木偶の坊で、私たちは決してそれらを見習ってはならないのです。

・主に並ぶものはない
あなたに並ぶ者はありません 」とエレミヤは告白します。聖書の神は唯一絶対者で、天地創造者です。また歴史を導く方で、他に神はいないのです。また何ものよりも「大きい」方で、存在においても、力においても、ご性質において、何ものよりも優れているのです。エレミヤは、自分の国が滅亡の危機にある中でも、神についての信仰告白は決してぶれることはなかったのです。

・諸国の民は来て
 諸国の民は地の果てから来て「私たちの先祖が受け継いだものは、ただ偽るもの、何の役にも立たないむなしいものばかりだった。」と言うことを預言しています。確かにエレミヤの時代から数百年後、多くの者たちが地の果てから来て、その告白をしてきました。エレミヤの預言の通りになったと言うことです。

 そして私自身も、神の御許に導かれた「諸国の民」「地の果て」のひとりですが、まったく同じ告白をせずにはおられません。主なる神こそが比類無き神、真実の神です。