・二人の弟子たち
主イエスの復活の噂ある中、2人の弟子は自分たちの村に帰ろうとしていました。彼らはイエスの復活をなかなか受け入れることなく、堂々巡りの話し合いをしながら歩いていました。
そこに旅人姿のイエスが近づいていったのですが、イエスとは気がつかず、何を話しているか問うても、ただ表情を暗くするだけでした。
・エマオへの途上
そこでイエスは彼らのかたくなな心を責め、次に聖書全体からご自分について書いてあることを解きあかされました。
目的の村に近づいたときに、二人の弟子たちは旅人姿のイエスを自分たちの家に泊まるように強いて願いました。食卓でイエスが彼らにパンをとって分けたときに、彼らの目が開かれ、旅人が復活したイエスであると初めて分かりました。
・心はうちに燃えて
「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も 、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」これは、二人の弟子たちの言葉です。聖書からキリストについて説きあかされ、その死と復活についての話に耳を傾けるときに、人の心はうちに燃えるのです。それはキリストの復活の生命が、その人の中にも灯されるからです。
彼らはすぐさまエルサレム教会に帰りましたが、その時、11使徒たちもキリスト復活目撃の話に湧いていました。そこで彼らも証をしたのですが、そのようにして教会全体も、キリスト信仰の火に強く燃やされることとなったのです。