・父と子は1つ
父の神と子なる神は、存在において1つですが、また業においてもまったく1つです。子は父のすべての業を見て従順になし、父は子を愛して一切の業を子に示します。
・子は生命の権を受けている
父の神は人を生かし、また殺すという裁きの権を持ちます。その生殺与奪の権を神の子に一切委ねています。それ故、神の子は、この地上においても後の世においても、随意にある者を生かすことができます。
・み言葉の権威
また神の子の一切の権威はみ言葉において凝縮されています。彼が「生きなさい」と語れば人は生きます。特に福音においては、生かす言葉が語られています。ベテスダ池の病人が癒されたのも神の子の言葉の力と恵みによりました。
・聞く者は生きる
「今がその時です。そして、聞く者は生きるのです。」
神の子キリストは今も聖書を通して、私たちに語りかけています。私たちが心の耳を傾けて聞くときに、その人は生きるのです。そして今の時代においても神の子の生命に生かされ、後の世においても決して裁かれることなく、新しい体に復活するのです。