・新約聖書の証言
主イエスはご自分では神のキリストであることを公言することはありませんでした。しかし次のものが証言します。バプテスマのヨハネ、数々の奇跡、父の神の声「あなたはわたしの愛する子・・・」などです。使徒たちの手紙もイエスがキリストであることを証言しています。
・旧約聖書の証言
「その聖書(旧約)が、わたしについて証言しているのです」とあります。旧約聖書は39巻からなり、様々な時代に様々な預言者たちが記したのですが、どの書も一貫して人として到来する神の子キリストについて証言しています。確かに旧約時代は神殿と律法があり、キリストの福音に反するように見えます。しかしそれらはキリストと救いの雛形として示されているのです。本体はイエス・キリストです。
・聖霊の内的照明
旧新約聖書は一貫してキリストを証しますが、それは単に頭脳で分かることではなく、聖霊によって心に照らされて示されます。これを聖霊による内的照明といいます。先入観を持たずに、心からの求道心を持って聖書に向かう人の心に神の霊はイエスがキリストであることを明らかにします。
・信仰と生命のため
このようにして「イエスこそ神の子キリスト」という確信を持つごと、私たちの内に永遠の生命もまたしっかりと定着するのです。ヨハネ20:31「・・・あなたがたが信じて、イエスの御名によって生命を得るため」とあるとおりです。