2012/12/16 Ⅱコリント8:9 クリスマスの恵み

・クリスマスの恵み
  恵みとは、相手のために良くし、相手を生かし、その心を喜ばせることです。そして、それが受け入れられたとき、与える側にとっても、受ける側にとっても、それは良いこととなり、喜びとなります。  神はキリストを通して、私たちに対して恵みを示されました。「主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。」とあるとおりです。
 キリストの富とは、神の子として立場と権威、聖さと義、あらゆる祝福です。しかし、それらを捨てて、貧しくなられました。つまり、人として地上に誕生し、最後はすべてを奪われて十字架の死にまで至りました。呪われた者、もっともに貧しく、卑しい者とされたのです。

 ・恵みの交換
  これらは「あなたがたのため」とあるとおり、私たちの貧しさをその身に受け、私たちに一切の富を与えるためでした。
  これは恵みの交換です。つまり、対等のものではなく、富と貧しさ、聖さと汚れ、癒しと傷と、安楽と重荷という相反するものの交換です。この交換によって、私たちは富む者となるように招かれているです。

 ・恵みを受け入れる  クリスマスの時は、キリストが貧しい姿で地上に誕生したことを記念するときであり、その恵みがクッキリと現されるときです。私たちはもう一度、神がキリストを通して差しだしておられる恵みを覚え、心から受け取りましょう。