・聖礼典
信仰告白第7条は礼典についてです。「水の洗礼および主の聖餐が現代の時代における教会により守らるべき礼典であることを信じる。しかしそれらは救いの手段としてみなされてはならない。」
日本福音自由教会では、礼典は水の洗礼と聖餐の2つです。これらは聖書において明記されている礼典です。礼典は主イエスの救いの恵みを見える形で示し、見えるみ言葉と言われます。それを信仰によって心の内側に受け取ります。
・水の洗礼
聖書では、実際に洗礼が施された場面が記されていますし、マタイ福音書28章では主イエスご自身の命令があります。
ローマ6章によると、信仰者はキリストと共に死んで一切の罪を聖められたこと、またキリストと共に生き返り新しい命を受けていることを示します。目に見える形では、牧師が水の洗礼を授けますが、霊的には主イエスご自身が授け、聖霊が受洗者の罪を洗い新生させます。
・主の聖餐
マタイ26章、Ⅰコリント11章などに聖餐式の記述があります。その主題はイエス・キリストの救いです。み言葉とともにパンとぶどう液が提供されます。パンはキリストの体、ぶどう液はキリストの血を象徴します。陪餐者は信じつつ食し、飲みます。それによって霊的なキリストの生命と血が内側に提供されます。これらはすべて、信仰によって霊的な食物となるのです。私たちにとってキリストこそ真の食物です。