2011/1/2 地の塩 世の光 マタイ5:13~16

・塩気
 塩とは岩塩のことで、塩気がぬければただの土の塊となります。キリスト者は、キリストの御言葉を聞き、信じることをとおしてキリストの生命と聖さを受けます。それが塩気です。

・地の塩として
 地は、そのままでは腐敗が進む世界です。神信仰、親子関係、夫婦関係、すべての人間関係で腐敗が進み堕落し、関係が壊れていきます。
 キリスト者はこの地上におかれていますが、それは塩気を発揮して腐敗を防ぐためです。

・光
 光とは、暗やみの中でよく輝きます。ライトも暗やみを照らすために点灯されます。キリスト者は光であるといわれていますが、その光はただキリストとその御言葉をとおして受けます。信じて、告白して生きる中で光を外に輝かせることができます。

・世界の光として
 私たちの時代はいよいよと暗くなり、人々は希望を見失う時代です。世界を闊歩するのは虚無、絶望、罪と死という時代になっていきます。
 こうした時代に、キリスト者はキリストから受ける光を世界において輝かします。私たちは、自分が照らす使命のために先に救われたのだということをしっかりと自覚すべきです。

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