・アポロとは?パウロとは?
先に「肉に属する人」に対して信仰の成人を「霊に属する人」と表現していました。さらに使徒は「霊に属する人」のものの見方を示しています。
「アポロとは何…パウロとは何…」とあります。コリント教会の人々は、教師たちを過大視していたので、その真の立場と役割を霊的な視点で見るように促しています。
・成長させたのは神
「私が植えて、アポロが水を注ぎ」とあります。パウロが福音宣教によって教会を植え付け、アポロは水を注いで成長を促したということです。それらも現象だけ見れば大切な役割です。しかし、現象に現れない最も大切な存在者を見失ってはならないということです。「成長させたのは神」ということです。
さらに「植える者と水を注ぐ者は、一つ」とあります。神は成長させてくださるだけではなく、教会の誕生から成長に至るまで、一切の権利と責任をもっておられる唯一の方です。
・あなた方は神の畑、神の建物
「私たちは神の協力者であり、あなたがたは神の畑…」とあります。すべて「神の」所有と働きのもとにあるということです。ひとりの神のみが、教会の主であり、働いておられる方であり、報酬と裁きをなす方です。
私たちもこの神のもとで、植えられ、育てられ、御国での報酬に預かる者たちです。霊的な洞察を明確にして、一人の神のみを恐れ、愛して、一人の神の教会を築いてゆきましょう。
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