2022/8/7 ルカ福音書22:24~30 神の国のリーダー像

 ・だれが一番?
 「この中でだれが一番偉い?」とあります。主イエスの弟子たちはもうすぐ神の国が実現すると思い、そのときに、自分たちの中でだれが一番優れていて、リーダーとなるのにふさわしいかという論議していたのです。
 主イエスは「だれが一番偉い」という論議自体を否定することなく、まずは、神の国のリーダーは、この世の王たちやリーダーたちとは、異なることを明確にします。

・神の国のリーダー像
 次に神の国のリーダー像について語ります。「一番偉い人は一番年の若い者のように」「治める人は仕える人のように」と。「仕える」とは、自分を低くして他の人の必要に応えるということです。
 主イエスは、ご自分のリーダーとしての本質は、それであったことを示すために、この食事の席であえて腰に手ぬぐいを下げて、弟子たちの足を洗っていたのです。

・神の国の王権
 「あなたがたに王権を与えます」とあります。 主イエスが父の神から受けた王権を、使徒たちもまた主イエスとともに受けるということです。その権威は、今の時代でも、隠れているのですが、たしかに聖霊によって現れるのです。
「もし耐え忍んでいるなら、彼とともに治めるようになる」Ⅱテモテ2:12とあるとおりです。

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